2022-07-19
不動産売却をする方は誰もが「早く高く売りたい」と考えるものですが、残念ながら売却が長引くケースも少なくありません。
今回は「どのくらいの期間売れなければ、売却が長引いていると判断できるのか」をまず解説したうえで、長引く理由や売却実現のための対処法などもご紹介します。
不動産売却では「実際の売却活動を始めてから半年以上たっても売れない場合」が、売却が長引いていると判断するひとつの目安となっています。
不動産会社への売却相談から引き渡しまで、そのすべての流れにかかる期間は数か月~1年が目安ですが、売却活動の期間だけに着目すると「3か月以内に決まればスムーズに売却できた」といえるでしょう。
その期間よりもある程度余裕を持たせた「半年」という期間を越えてもまだ売れない場合は、残念ながら売却が長引いていると判断せざるを得ません。
不動産売却が長引く状態となってしまった場合は「なぜ長引くのか」という原因を知ることが大切です。
不動産売却を長引かせてしまう最大の原因として挙げられるのは「物件価格と物件条件のアンバランス」です。
たとえば「近隣に似た条件の物件があり、そちらのほうが安い」となると、高いほうの物件をわざわざ買おうとする方はまず現れません。
「自分がこれまで住んできた愛着ある家」だからこそ贔屓目で評価してしまう気持ちは理解できますが、購入検討者はあくまで「価格や物件条件をシビアに他物件と比較している」との事実を忘れてはいけません。
物件条件に対して、価格が割高になっていないかどうかを冷静な目で判断しましょう。
また、たとえ価格が妥当であっても「売り出しのタイミングが悪い」と、これも売却が長引く原因になります。
不動産市場は引っ越しシーズンを見越しての売買取引が多く、逆にいえばそのタイミングを逃すと、次の引っ越しシーズンが近づくまで売れにくくなるのです。
そして「内覧に来てくれた方はそれなりに多いけれど決まらない」という場合は、価格や時期よりも「内覧時の印象の悪さ」が売却の妨げになっている可能性がありますよ。
不動産売却が長引く問題を予防・解決するための対処法としてまず挙げられるのは「適切もしくは少し安い販売価格にする」ことです。
特に近隣に競合物件が多い場合は、少しだけお得な販売価格にするのが効果的です。
売り出し時期が悪いことによって長引いている場合は、次の需要が来る時期を見越した売却活動を不動産会社と相談しましょう。
「内覧者が来るものの決まらない」という方は物件内の掃除や整理整頓を徹底するだけでなく、換気や消臭対策もして、できるだけ内覧時の印象を良いものにするよう心がけましょう。
そして「さまざまな対策をしてもどうしても売れない」「これ以上長引かせられない」という場合は、不動産会社による直接買取制度の利用も検討しましょう。
不動産売却はさまざまな原因で長引いてしまうことがあります。
もし売却が長引く場合はまず主原因を見きわめ、その原因に対応するための対処法を実践していきましょう。
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