不動産を活用して老後資金などを手にする手段!リバースモーゲージを解説

2022-07-26

売却

不動産を活用して老後資金などを手にする手段!リバースモーゲージを解説

今回は「老後の資金などに不安がある」という不動産所有者に知ってもらいたいリバースモーゲージについて解説します。
リバースモーゲージとはどんな制度なのか、利用するメリットとデメリットは何かなどについてご紹介しますので、参考にしてください。

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リバースモーゲージとは不動産を担保に老後の資金などを得る制度

リバースモーゲージとは、ごく簡単にいえば「不動産を担保にして、用途自由なお金を借りられる制度」のことです。
このリバースモーゲージは高齢者向けの制度であり、借りたお金の返済方法は「変動金利制で、原則として毎月の返済額は利息分だけ」となります。
そして元金については契約者が亡くなってから現金一括返済、または担保にしている不動産の売却資金での相殺によって返済します。
リバースモーゲージで借りたお金はどんな用途に使ってもかまいませんが、高齢者向けの制度だけあって、やはり老後の生活資金の足しにする方が多くなります。
その他の用途としては「医療費や介護費にあてる」「各種ローン残債の返済金にあてる」「子どもへの生前贈与資金にする」などが挙げられます。

不動産売却ではなくリバースモーゲージを利用するメリット

不動産を売却すれば売却代金を手にできますが、それに比べるとリバースモーゲージは「そのまま家に住み続けられる」点が大きなメリットとなります。
しかも毎月の返済は原則として利息分だけなので「家を売って賃貸生活」で家賃を払うよりも、老後の生活の支出をずっと少なくできるメリットもありますよ。
また「自分が亡くなったらこの家を売ってそのお金でリバースモーゲージローンを完済する」と決めておけば、死後の不動産処分に頭を悩ませる必要もありません。

不動産売却ではなくリバースモーゲージを利用するデメリット

リバースモーゲージは不動産売却と異なり「そのまま住み続けられる」などのメリットがありますが、融資額は将来の資産価値下落を見越した金額を上限とするため、一般的な不動産売却で得られる金額よりも少なくなるのがデメリットです。
そしてもうひとつの大きなデメリットは「融資上限額が引き下げられるリスクがある」ことです。
リバースモーゲージでの融資上限額は将来の資産価値下落を見越して決められますが、想定以上の資産価値下落があると融資上限額が引き下げられ「引き下げ後の融資上限額<借入額」となった場合は差額分の途中返済を求められるのです。
他にも「リバースモーゲージは利用できる物件エリアなどが限られている」「団体信用生命保険加入ができない」といったデメリットもありますね。
また、日ごろは利息分だけの返済とはいえ、ローンは変動金利型なので月々の返済額が変わりやすいことが気になる方もいるでしょう。

まとめ

今回はリバースモーゲージの概要を解説したうえで、不動産売却と比較してのリバースモーゲージのメリットとデメリットを解説しました。
有効な不動産活用手段のひとつではありますが慎重に考えるべき側面もありますので、メリット・デメリット両方をしっかり比較して検討しましょう。
私たちアール不動産 本店は、木更津市の物件を中心に取り扱っており、相続の相談なども承っております。
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