2022-10-25
家の売却活動に大きな影響を与えるのが、内覧です。
内覧での印象は、購入希望者の意思決定を大きく左右し、内覧での印象が悪ければ、成約の可能性はありません。
今回は失敗しない内覧のために売主がおこなう、内覧前の準備、当日の対応、そして注意点についてご紹介します。
まず柔軟なスケジュール調整で、内覧数を増やし、成約率を上げましょう。
成約に至るまでに5〜10件ほどの内覧を受けるのが一般的と言われているので、1件の内覧希望を逃せば、それだけ成約が遠のくこととなります。
部屋の印象を良く見せ、内覧者も気になる日当たりの程度がわかる日中の時間帯で調整することをおすすめします。
掃除はもちろん必要ですが、とくに生活感の出る水回り、キッチン、風呂場、リビングはしっかり掃除し、清潔感を持たせましょう。
また、お金をあまりかけない程度に、インテリアを装飾しても良いでしょう。
洗面所のタオル、スリッパなどは柄をあわせたり、水回りの洗剤容器などはシックなボトルでまとめたりして、おしゃれに見せるのも良いでしょう。
レンタルで、観葉植物をリビングに飾ってみるのも効果的です。
普段スリッパを利用しない方はとくに、当日は綺麗なスリッパを内覧者用、不動産会社担当者用、そして自分用に、やや多めに用意しましょう。
内覧者によっては、将来自分の家になるかもしれない場所で、他人がスリッパを履かずに動き回っているのを不快に感じる場合もあります。
また、当日は部屋を明るく見せるために照明をつけ、快適な環境で見てもらうために空調も調整してください。
LED照明にすればかなり部屋が明るくみえます。
また、住民目線で住んでみないとわからないアピールポイントを、直接内覧者に伝えてみましょう。
何曜日は〇〇で、何曜日は△△で特売がある、近場に小さなお子さんやママが集う公園がある、夜道でも照明が十分ある、など。
生の声は、生活に直接影響するのでとても貴重です。
内覧のために十分準備しても、当日、営業マンのように積極的にアピールばかりしていると、押し売り感が出て相手の購入意欲を削いでしまいます。
家の説明以外は、相手に質問されるまでは、距離を保って、ゆっくり内覧してもらう環境づくりが必要です。
別の注意点としては、不確実なことをその場で言わないことです。
内覧時に、不動産会社担当者の知らないところで、売主と買主との口約束だけで契約の話をすることは、避けましょう。
言った、言わないのトラブル回避のために、不動産会社と事前に内覧者に伝える内容について打ち合わせをしておくと良いでしょう。
基本的で重要な注意点は、生活感を感じさせないことです。
内覧者が買いたい家に自分たちは存在しないので、においや生活感を出す汚れなどは掃除して除いておきましょう。
家の売却を成功させるのに、内覧はとても重要です。
自分の家を買主目線で見て、買主にとってどんなメリットがあるかを考えながら、内覧の準備をし、対応しましょう。
そうして相手から信頼してもらえれば、成約も近づきます。
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アール不動産 本店 メディア 担当ライター
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