お墓に近い不動産は売却価格に影響する?メリットや注意点も解説

2023-11-28

売却

お墓に近い不動産は売却価格に影響する?メリットや注意点も解説

不動産を売却したいけれど、お墓に近いとイメージが悪いのではないかとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お墓は心理的に嫌悪感が生じる方もいますので、売却価格への影響が気になる方も多いかと思います。
そこで今回は不動産の売却をご検討中の方に向けて、お墓に近い住宅の価格への影響について解説いたします。

お墓に近い不動産は売却価格に影響する?

お墓は嫌悪施設に該当するため、その近くにある不動産は、売却価格に影響がないとは断言できません。
嫌悪施設とは身近にあると不快感や嫌悪感が生じたり、危険性が高かったりする施設のことで、重要事項説明での告知義務があります。
お墓は葬儀場や刑務所などと同じく心理的に忌避される施設に該当しますが、近くにあっても生活に影響は生じないので、心理的な忌避を気にしない買主の方が現れれば、問題なく売却できます。
しかし不快感や嫌悪感の判断は人によって異なるため、イメージの悪さを理由に価格交渉を要求されるケースがある点に注意が必要です。

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売却時の参考にしよう!お墓に近い不動産のメリット

お墓は地盤が安定しており、静かな場所に建てられるので、近くの不動産も地盤が良く、喧騒や生活音が少ない落ち着いた環境のなかで暮らせる点がメリットです。
将来高い建物が建設される可能性も低いので、購入当初の住環境を長く維持できる点も安心感につながります。
ただしお盆の時期は人混みによる騒音や、路上駐車が気になる可能性がある点がデメリットです。
また、猫やカラスが、お供え物を目当てに集まってしまう可能性もあります。

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お墓に近い不動産を売却する際の注意点

お墓に近い不動産を売却する際は、以下の注意点に気を付けましょう。

注意点①:告知義務を果たす

お墓に近いとイメージが悪くなるからという理由で告知義務を怠ると、契約不適合責任を追及される可能性があります。
告知義務を怠ったことが原因で契約不適合責任を問われると、契約解除や損害賠償請求に発展するリスクがあるので注意が必要です。

注意点②:市場価格よりも安くなる可能性がある

お墓に近い不動産はメリットが多い一方、やはり心理的に避ける方がいらっしゃるので、同じ価格条件の不動産があれば、心理的瑕疵のない不動産が選ばれます。
そのためなかなか買主が見つからず、売れ残ってしまう可能性がある点にも注意が必要です。
購入希望者が現れた際も、値下げ交渉を迫られることがあるため、相場よりも安くなることを想定しておくことをおすすめします。

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まとめ

お墓に近い不動産は嫌悪施設に該当するので、売却価格に影響が生じる可能性があります。
ただし嫌悪感の判断は人によって異なり、生活に影響が生じることもないため、土地や周辺環境のメリットを活かして売却活動を進めるのがおすすめです。
木更津の不動産・土地情報ならアール不動産がサポートいたします。
幅広くお客様のニーズにお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。


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